妹と私の闘病日記

原因不明の病に侵された妹と私の気持ちをBlogに書きます

2016-01-01から1年間の記事一覧

習い事

前から気になっていたヨガの体験に行ってみた。 ヨガにも色々あって私が選んだのは心と体を整えるヨガ。体験してみて、すごく体がリラックスし、固まってる筋肉が伸びて心身共に気持ち良かった。不安発作が出てから苦しい毎日。 今でも何も問題が片付かない…

供養

妹が居なくなって3ヶ月が経とうとしてる。 まだ3ヶ月。 もぅ随分前の事のように感じる。小林麻央さんの姉妹のブログを見ると、普通の人よりは気持ちが分かる気がする。 大好きな妹が突然病に倒れ、それが重病だったら姉である小林麻耶さんも正気では居られな…

行動には移さない

人は自分が1番だ それは当たり前の事。妹が病に倒れて、運命的な出会いで仲良くなれた、自分の中では親友と呼んでいて、何でも話せたし、笑い合えたし、泣く事も出来た。 でも。時が経つと本当に人って変わるんだ。 それも運命なのか、妹が旅立ったとほぼ同…

薬の変更

あの人とのここ最近の揉め事のせいで酷い倦怠感、緊張感、過呼吸、夜中に汗だくで目が覚め眠れない、その為あり得ないくらいの肩こりに悩まされて日常生活もままならなかった。今飲んでる薬を飲んでもさほど効いてない。昨日メンタルクリニックに行き、事細…

時間と共に。

相変わらず上がり下りが激しい今日この頃。 肩が凝りすぎて体が動かない…けど、食べれるし、気合いで動ける時があるから前に比べればマシなのかもしれない。大事だから離れる…と言うのは本当にあるんだと実感してる。今までは、ワガママに、自分が1番と考え…

適応障害とジム

今年の2月。事件が起きて、もぅ7ヶ月。 2月に最も近い存在だった人と、有り得ないくらいの揉め事で歯車が狂い、突然の出来事に適応障害だった私は酷い鬱状態になった。その時に軽い気持ちで始めたフィットネスジム。 ほんの軽い気持ちで始めたジムが今、こん…

毎日変わる体調

ここに来て、色んな事がありすぎて、心が疲れてしまった。 今は、妹が入院中に通い始めたメンタルクリニックの薬に頼りながら、休み休み生活を送っている。朝がとても辛い… また1日が始まる… 体が言う事を聞いてくれない…分かってる…何気ない毎日がどんなに…

踏ん張る毎日

昨日は割とやる気も出てバイトも頑張れた。ここで生活して行くには今は絶対避けたい人が居る。それだけでもすごくストレスだ。 でも視界に入るのはもっと嫌だから極力避けて生活している。突然の友達からの誘いがあった。 その子には殆どブチまけた。この地…

無気力な日

今年に入って、もう半年過ぎて… 今年は今までに無いくらい嫌な事ばかりがあった。 1番は大好きな妹の死。そして、人間関係の難しさと面倒くささ、人間不信になった。私には大事な娘と愛犬、旦那もいる。 かけがえの無い大事な存在。家族とは別に、楽しい時間…

人って

人っていつ、どうなるか本当に分からない。突然この世を去ってしまう事もあれば、病気して段々と弱ってこの世を去ってしまう事も。生きていて、辛い事もあれば未来が見えなくて暗闇の中を手探りで歩いて行かなければいけない。何気ない平凡な毎日も感謝して…

私は数年、適応障害と鬱悩まされている。6月から色んな事が起こって、ただでさえ毎日生きるのに悶々としたり、子育てをちゃんと出来ない自分にムカついたり、家族には言えない闇があるのに、また…また、弟君から縁切りをされた。訳分からない…友達でって言っ…

遺品

妹が亡くなって、もうすぐ2カ月経つ。あの雨の日の朝から2カ月。色んな事がありすぎて、自分が自分じゃなくなるくらい毎日必死に生きてる感じがする。妹の遺品が次々と出て来た。辛いのは、彼女が入院中の筆談のメモ。ペットボトルのキャップが落ちてしまっ…

友達

半年前に弟君と揉めに揉めた事件は今でも私を縛り付けて苦しめる。聞けるなら誰かに聞きたい。冷たく変わり果ててしまった彼と、このまま「友達」と言えるのか。前のように連絡をマメに取る事もなくなったけど、連絡を取るたびに変わった彼の人柄に傷付きシ…

携帯を見ていたら。

携帯の写真フォルダーを見てたら病中の妹の写真が出てきた…この写真は障害者手帳の更新の時に今の姿の写真を…と言われ意識も朦朧と管だらけの妹を撮った時の写真だ…この人は誰なんだろう…と思うくらい別人の妹の姿。妹が亡くなってから私の夢には2回出てきて…

気付いた事

妹が病気になって、失って、まだ実感わかなくて、残酷だけど気付いた事があった。誰かに頼って支えてもらって進むものじゃないって事。自分の人生は自分でしか前に進んで行けないって事。確かに妹から1番近い存在だった家族がこの辛さを知っている。でも家族…

仲が深まるほど…

この仲間との出会いは確かに私には必然だった。すごく楽しい時間をもらえたし、与える事も出来たと思ってる。けど、狭い場所での仲間。3年くらい経ったところで転機がおとずれた…噂が噂を呼んでしまい、私は弟君とは、もぅ会えなくなった。何も無い。同士の…

私の話

妹が病に倒れてから運命かのような縁があった。それはすごく近くに。5つ年上の姉さんと、10個も年下の男の子。この2人とは近くに居たとはいえ、挨拶する程度の仲だった。あるきっかけがあって3人は自然に仲良くなって行った。この歳になって、こんなに仲良…

盆も終わり

妹は向こうの世界へ逝った。そっちの世界はどんななんだろう。肉体は滅びても魂は本当に残るの?生きてる限り必ず死は訪れる。死と向き合うなんて、妹が病気になるまでそんなに考えた事無かった。妹が病気になって、もぅ治療法が無いと知って、それでも分か…

新盆

四十九日が終わったと思ってたら今年が新盆。全く忙しない妹らしい。こちらでは明日が盆の入り。ずっとずっと家に帰って来たいって言ってたからかな…自分の家族や親族の死に直面した事は今まであった。おじいちゃんやお婆ちゃん、おじさん。その時も確かに悲…

怒涛の日々

妹が亡くなってから四十九日法要までは本当にあっという間だった。私の住んでる地域は狭く、田舎で、噂が一つ上がればすぐに広がるような地域。周りの人がかけてくれる言葉は有難い言葉から、今言われたくない言葉もある。前を向いて行け妹の分まで生きろ妹…

健常者から障害者へ

妹は病中、身体障害者1級にまでなった。自分で寝返りをうつことも、首を動かす事も出来なくなった…健常者で毎日普通に生活してた人が、時間をかけて、どんどん体が麻痺して行く恐怖…病名も分からないまま進んでいく病。それも何年も。どんなに辛い思いをして…

気が抜けた日

告別式も無事に終わり、また普通の毎日がやって来た。でも、何か違う…いつも通り娘を幼稚園に送って、1人になると、本当に逝ってしまったんだ…と。両親を支えなければいけないいつかは妹が残した大事な甥っ子を自分が支えなければいけない家の中では居場所が…

火葬場へ

火葬場までの車の中はボーッとしていて殆ど覚えていない。これから火葬場へ行くんだと言う恐怖も無いくらいボーッとしていた。火葬場へ着いて、すぐに斎場の人に案内され、そのまま中へ…真っ暗で焦げてるような中。そこをずっと眺めていた。この中に入るんだ…

最後の別れ

告別式の朝は暑いくらいの晴天だった。妹の肉体は今日この世から無くなる。ずっとそれがら頭から離れなかった。告別式の前、最後だからとお燗の蓋を開けてくれた葬儀屋さん。妹の近くに座って何も言わず妹を見ていた。眠ったままの妹。本当に今日この世から…

通夜

斎場に着いて祭壇を見て泣きそうになった。綺麗な花。その中に私が選んだ遺影。ピンクの可愛いシツギ。斎場の方が、通夜が始まる前にもう一度メイクを直してあげて良いですよ、と言ってもらったから最後の、皆にお別れする為のメイク直しをした。入念に。綺…

旅のしたく。出発。

2日目は妹の旅のしたくをした。みんなで旅に持っていく物を身に付けてあげた。すっかり硬くなって冷たくなった足には足袋を。涙が出た。そして可愛いピンクのシツギが運ばれてきた。中はレースで妹が好きそうな感じ。今はシツギも選べるんだ…おじいちゃんの…

3日間は…

葬儀屋さんの気遣いと運が良く気温も低く、やっと自宅に帰って来れたのだからと、通夜、告別式は土日に行う事になり、3日間は自宅に安置する事になった。人形のように動かないし、布団で隠れてるけど体は骨しかないくらい細い。それはそうだ…約3年間、何も口…

自宅にて

自宅に着くと母が座敷に布団を敷いていて、そこに妹が寝かせられた。寝ている妹。見てる私。居間では葬儀屋さんと家族が通夜、葬儀の日にちを決める話をしていた。そんな事務的な事は私は話す気にもなれなかった。ただ、寝ている妹を見て、3年半の戦いが終わ…

やっと我が家に…

霊安室に安置された妹を見て改めて妹が逝ってしまったんだ…と実感した。周りにいる人とか、関係無いくらい泣き崩れた。苦しかったんだろう…五体満足だった体がどんどん使えなくなって行き、最後は視界も奪われ意識も殆ど無い状態が1年以上続いて、最後は、大…

6月28日

まだ薄暗い早朝。電話が鳴った。妹が危篤と。転院して4ヶ月、ずっと小康状態を保って来てた。最後に会ったのは亡くなる約1週間前。彼女は意識が無いはずなのに私の声を聞いて何か訴えたい様子だった。泣きそうな…苦しそうな…まさか、それが最後になるなんて…