妹と私の闘病日記

原因不明の病に侵された妹と私の気持ちをBlogに書きます

3日間は…

葬儀屋さんの気遣いと運が良く気温も低く、やっと自宅に帰って来れたのだからと、通夜、告別式は土日に行う事になり、3日間は自宅に安置する事になった。
人形のように動かないし、布団で隠れてるけど体は骨しかないくらい細い。
それはそうだ…約3年間、何も口から取れなかったんだから。よく、耐えたと思う。これ程強い女は妹以外居ないと思った。
結局、膠原病と言う病名で片付けられてしまったけど、何だったんだろう… 
本当は何の病気だったんだろう…
妹の身体の中で何が起こってたんだろう。 分からないまま妹は逝った。

2日目の夜はネイルをしてあげた。
入院中はオシャレと言うオシャレは全く出来なかったから。
妹の硬くなった手。
点滴でアザだらけになった手。

大好きだったピンクのネイルを塗ってアートもした。

少しは気に入ってくれたかな…
爪が伸びて塗りやすい妹の手は冷たいまま。その冷たく固まった手が少しだけ鮮やかになった。