妹と私の闘病日記

原因不明の病に侵された妹と私の気持ちをBlogに書きます

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

私は数年、適応障害と鬱悩まされている。6月から色んな事が起こって、ただでさえ毎日生きるのに悶々としたり、子育てをちゃんと出来ない自分にムカついたり、家族には言えない闇があるのに、また…また、弟君から縁切りをされた。訳分からない…友達でって言っ…

遺品

妹が亡くなって、もうすぐ2カ月経つ。あの雨の日の朝から2カ月。色んな事がありすぎて、自分が自分じゃなくなるくらい毎日必死に生きてる感じがする。妹の遺品が次々と出て来た。辛いのは、彼女が入院中の筆談のメモ。ペットボトルのキャップが落ちてしまっ…

友達

半年前に弟君と揉めに揉めた事件は今でも私を縛り付けて苦しめる。聞けるなら誰かに聞きたい。冷たく変わり果ててしまった彼と、このまま「友達」と言えるのか。前のように連絡をマメに取る事もなくなったけど、連絡を取るたびに変わった彼の人柄に傷付きシ…

携帯を見ていたら。

携帯の写真フォルダーを見てたら病中の妹の写真が出てきた…この写真は障害者手帳の更新の時に今の姿の写真を…と言われ意識も朦朧と管だらけの妹を撮った時の写真だ…この人は誰なんだろう…と思うくらい別人の妹の姿。妹が亡くなってから私の夢には2回出てきて…

気付いた事

妹が病気になって、失って、まだ実感わかなくて、残酷だけど気付いた事があった。誰かに頼って支えてもらって進むものじゃないって事。自分の人生は自分でしか前に進んで行けないって事。確かに妹から1番近い存在だった家族がこの辛さを知っている。でも家族…

仲が深まるほど…

この仲間との出会いは確かに私には必然だった。すごく楽しい時間をもらえたし、与える事も出来たと思ってる。けど、狭い場所での仲間。3年くらい経ったところで転機がおとずれた…噂が噂を呼んでしまい、私は弟君とは、もぅ会えなくなった。何も無い。同士の…

私の話

妹が病に倒れてから運命かのような縁があった。それはすごく近くに。5つ年上の姉さんと、10個も年下の男の子。この2人とは近くに居たとはいえ、挨拶する程度の仲だった。あるきっかけがあって3人は自然に仲良くなって行った。この歳になって、こんなに仲良…

盆も終わり

妹は向こうの世界へ逝った。そっちの世界はどんななんだろう。肉体は滅びても魂は本当に残るの?生きてる限り必ず死は訪れる。死と向き合うなんて、妹が病気になるまでそんなに考えた事無かった。妹が病気になって、もぅ治療法が無いと知って、それでも分か…

新盆

四十九日が終わったと思ってたら今年が新盆。全く忙しない妹らしい。こちらでは明日が盆の入り。ずっとずっと家に帰って来たいって言ってたからかな…自分の家族や親族の死に直面した事は今まであった。おじいちゃんやお婆ちゃん、おじさん。その時も確かに悲…

怒涛の日々

妹が亡くなってから四十九日法要までは本当にあっという間だった。私の住んでる地域は狭く、田舎で、噂が一つ上がればすぐに広がるような地域。周りの人がかけてくれる言葉は有難い言葉から、今言われたくない言葉もある。前を向いて行け妹の分まで生きろ妹…

健常者から障害者へ

妹は病中、身体障害者1級にまでなった。自分で寝返りをうつことも、首を動かす事も出来なくなった…健常者で毎日普通に生活してた人が、時間をかけて、どんどん体が麻痺して行く恐怖…病名も分からないまま進んでいく病。それも何年も。どんなに辛い思いをして…

気が抜けた日

告別式も無事に終わり、また普通の毎日がやって来た。でも、何か違う…いつも通り娘を幼稚園に送って、1人になると、本当に逝ってしまったんだ…と。両親を支えなければいけないいつかは妹が残した大事な甥っ子を自分が支えなければいけない家の中では居場所が…