妹と私の闘病日記

原因不明の病に侵された妹と私の気持ちをBlogに書きます

冷めた見方になる時

たまに思う。闘病してた妹の病院に泊まって一緒に過ごしてあげれば良かった。と。

もちろん闘病中、何度か考えて看護師さんに相談しようと思った。けどモタモタしてるうちに療養病院に転院…療養病院は泊まると言う事は禁止されていたので出来ないまま妹は天国へ…


あの時あーしてあげれば良かった、とか、短く太い人生を彼女は駆け抜けたんだ、とか思うことって生きてる側のエゴなんじゃないか…って冷静に考える時がある。

彼女の人生は決まってたものだろう。けど、幼い息子を遺して…とか、きっともっと生きたかったんじゃないかな…と彼女自身は思っていたんじゃないかな。

残された側の私達が綺麗にそう思って勝手に妹の気持ちを決めてるんじゃないのかな。

でも、こう思って生きて行く事が残された私達が前を向いて行ける魔法みたいな気がするんだ。


彼女のように出来る限り自分の人生を自由に生きよう。とか、彼女のようになりたい。とか。
エゴかもしれないけど、これが前に進むおまじない的な事だと思って、自分の人生を進もうとしてる。

じゃなきゃ正直寂しくて押し潰されそうになってしまうから…