妹と私の闘病日記

原因不明の病に侵された妹と私の気持ちをBlogに書きます

タトゥー

私の妹は生前タトゥーを入れていた。

腰には蓮の花を。腕にはクロスを。

当然私は入れる気はサラサラ無かった。可愛いな〜程度。


妹が入院中、もぅ意識も朦朧としているくらい悪化してた時、病室でふと、頭に浮かんで気付いたら実行してた。

妹と同じ柄のタトゥーを、私は耳の後ろに入れた。初めてで1番隠せるし、と思って。

その1年後、腕に英文で妹への言葉と私と妹の生年月日を入れた。
これは腕の内側に入れたけど大きいので普段は隠している。

最後は指にRIPと彼女の命日を彫り足す。

今はタトゥーがイメージ悪く言われているけど、私は一つも後悔は無い。
気休めかもしれないけど、体に刻んでおきたかった。

彼女のタトゥーの意味は生前何度も聞いたけど教えてくれなかった。
今も分からない。

悪く言う意見も最もだと思う。

でも私は自分の思ったように動いてた。

偏見もあるだろうけど、気にしない。

ただ。娘には迷惑かけたくないから普段は見えないようにしてます。

大事な者を刻んだと言う選択をしただけ。
年を取ってしわしわになっても入れた事を悔やむ事はないだろう。

それくらいの覚悟がないと出来ない事だと思う。