私の話
妹が病に倒れてから運命かのような縁があった。
それはすごく近くに。
5つ年上の姉さんと、10個も年下の男の子。
この2人とは近くに居たとはいえ、挨拶する程度の仲だった。
あるきっかけがあって3人は自然に仲良くなって行った。
この歳になって、こんなに仲良く、親友とも恋人とも呼べる絆が出来るとは思わなかった。
2人とは住む世界も歩いて来た時間も全然違うのに、なぜこのような時に出会い、仲良くなったのか。それは今でも分からない。だから人生は楽しいのかもしれない。
姉さんとは頻繁には会えないけど、弟君とは自然に良く遊び、語り合うようになっていた。
私には家族には見せれない、言えない事も話せる大事な仲間だった。
きっと2人が居なければ今の自分は居ないだろうと言える。
弟君との繰り広げられる世界は私には夢みたいで何もかもがキラキラしてて、その時は自分の中の辛い事を良い意味で忘れる事が出来た。
妹は周りの人とは少し違う道を歩いていた。それが羨ましいと思った事もあった。
やっぱり姉妹だ。
私も普通のママ。とは少し違う道を歩いていた、いゃ今でも歩いているのかもしれない。
でも型にハマるつもりは今でも無い。
妹は自分の人生を自分らしく歩いて歩ききった。
それも有りなんじゃないかと思ったんだ。